
五輪スポンサー企業 催しを中止や変更 ほとんどの会場無観客で
東京オリンピックのほとんどの会場が無観客での開催となったことを受けて、大会のスポンサー企業は予定していた催しを中止したり変更したりしています。
東京オリンピックは、1都3県に続いて北海道と福島県の会場も無観客となり、ほとんどの会場で観客がいない極めて異例な形での開催となります。
このため、スポンサー企業の中には予定していた催しを中止するところも出ていて、このうちトヨタ自動車は、高度な自動運転機能を搭載した車の試乗会の実施や、最新の技術を紹介するパビリオンの公開を取りやめることを決めました。
会社側では、選手村での移動に使われる自動運転の車やマラソンなどでランナーに伴走する車の提供を通じて、大会運営を支えるとしています。
またパナソニックは、大会で使われる映像や音響機器などの技術をPRするため、会場にブースを設置する予定でしたが、オンラインでの紹介に切り替えるか、中止するか、検討しているということです。
このほか、ブリヂストンやNEC、それにキヤノンなど多くの企業が取引先を会場に招待するプログラムの中止を決めています。