五輪 仏女子ラグビー代表 事前合宿地の山梨 富士吉田に到着

東京オリンピックの海外の代表チームとしては山梨県内で初めて、フランスの女子ラグビー代表が、12日未明、事前合宿を行う富士吉田市に到着しました。

山梨県富士吉田市で事前合宿を行うフランスの7人制ラグビー女子代表チームの選手とスタッフ合わせて22人は、11日の夕方に羽田空港に到着し検疫などを行ったうえで、12日午前0時すぎにバスで、事前合宿を行うホストタウンの富士吉田市に到着しました。

深夜の到着ということもあり市の担当者だけが出迎える中、選手たちはホテルに入っていきました。

富士吉田市 国際スポーツ大会キャンプ地誘致推進室の萱沼俊光室長は「検疫で全員陰性だったのでホッとしている。金メダルが取れるようにサポートしていきたい」と話していました。

また、12日朝は富士吉田市役所では庁舎に歓迎の垂れ幕が下ろされたほか、職員がフランス代表を応援するポロシャツを着たりフランス代表選手の似顔絵が描かれた消毒液を用意したりして歓迎ムードを盛り上げていました。

選手たちは、今月26日まで富士吉田市で事前合宿を行う予定で、期間中、毎日PCR検査を受け、行動は原則練習会場と宿泊先のホテルの往復に限定されますが、事前に申し込んだ人を対象とした公開練習が予定されているということです。

男性職員は「いよいよオリンピックだという気持ちです。自分たちの思いが伝わればと思います」と話していました。