【大雨】島根 鳥取などで浸水などの被害

上空の寒気の影響で西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、山陰では降り始めからの雨量が平年の7月1か月分の2倍に達する記録的な大雨となりました。

今回の大雨で建物が水につかる被害について島根県内の各自治体を通じてNHKがまとめたところ、午後6時現在で合わせて8つの自治体で少なくとも101棟に被害が出たことがわかりました。

内訳は、▽雲南市で30棟以上、▽安来市で29棟、▽松江市で13棟、▽出雲市で11棟、それに、▽飯南町と知夫村でそれぞれ8棟、▽大田市と川本町でそれぞれ1棟となりました。島根県内の合わせて8つの自治体で少なくとも101棟が水につかる被害が出ています。

島根 出雲 15世帯が孤立

島根県の出雲市消防本部によりますと、出雲市佐田町朝原地区で、地区につながる道路が土砂崩れなどですべて通行できなくなっているため、合わせて15世帯が孤立した状態になっているということです。

出雲市によりますと孤立しているのは15世帯28人で、全員、けがや体調不良はないことを確認しているいうことです。

出雲市などは13日土砂の撤去作業を行うということです。

島根 出雲 浸水11棟

島根県出雲市によりますと午後4時現在でけが人の情報は入っていません。

一方、少なくとも▽床上浸水が3棟、▽床下浸水が8棟確認されているということです。

また、▽土砂崩れやがけ崩れが16件、▽道路脇の斜面崩壊が28件、▽道路の冠水被害が29件に上っているということで、市が詳しい状況を確認しています。

島根 安来 浸水29棟

島根県の安来市によりますと午後5時現在で、少なくとも▽床上浸水が7棟、▽床下浸水が22棟に上っているということです。

また、安来市荒島町では市道脇の土砂が崩れて道路をふさぎ全面通行止めとなっているほか、別の5か所でも土砂崩れが発生しているということです。

また、道路が冠水し、21か所が通行止めになっているということです。

島根 雲南 三刀屋町で多く住宅が水につかる

島根県雲南市によりますと、三刀屋町では広い範囲で冠水していて、多くの住宅が水につかっているということです。

雲南消防本部によりますと、浸水などの通報が多数寄せられていて状況を詳しく調べています。

島根 大田市などでも浸水を確認

島根県大田市によりますと、仁摩町大国で床下浸水が1棟確認されているということです。

また、島根県川本町によりますと、床上浸水が1棟確認されているということです。

島根 飯南町 浸水8棟

島根県飯南町によりますと、午後5時半現在で、少なくとも▽床下浸水が8棟確認されているということです。

これまでにけが人の情報は入っていないということです。

島根 飯南町 国道や県道の多くが通行止め

島根県飯南町によりますと、午後3時現在、土砂崩れなどの影響で町に通じる国道や県道の多くが通行止めとなっているということです。

飯南町は、避難所にいる住民に提供する食料や物資を、町内のスーパーなどから確保しているということです。

また、国や島根県などに崩れた土砂の早期の撤去を要請しているほか、島根県に職員の派遣なども要請しているということです。

国道54号 複数の場所で土砂崩れ

国土交通省三次河川国道事務所によりますと、国道54号は大雨で複数の場所で土砂崩れが確認されていることから、雲南市掛合町乙加宮から広島県三次市の道の駅「ゆめランド布野」の間で、12日午後0時半から通行止めになっています。

解除の見通しは立っていないということです。

鳥取 工事現場で足場が崩れるなどの被害

鳥取県によりますと、境港市で建設中の魚市場の工事現場で足場が崩れるなどの被害が確認されたということです。

足場は80メートルにわたって崩れたということですが、けが人はいないということです。

県は大雨や落雷による被害の可能性もあるとみて調べています。

また境港市によりますと、市内ではこれまでに床上浸水の被害が2件確認されているほか、床下浸水の被害も複数報告されているということです。

このほか境港警察署によりますと、市内の複数の場所で「道路が水につかっている」などという通報が寄せられているということで、詳しい被害の状況を確認しています。

秋田 由利本荘 住宅街で土砂崩れ

秋田県由利本荘市小人町の住宅街では、午前10時半ごろ、大雨によって住宅の前の斜面が幅10メートルほどにわたって崩れました。

崩れた土砂は斜面の向かいの住宅の駐車場に一部流れ込み、この家に住む40代の男性は「雨が強くて様子を見ようと外に出たら突然、斜面が崩れてきました。家の中には被害はありませんでしたが、側溝が土砂で詰まってしまい水があふれてきたので不安な気持ちになりました」と話していました。