大相撲 白鵬と照ノ富士 ともに7連勝 名古屋場所7日目

大相撲名古屋場所7日目、横綱・白鵬と綱とりの場所の大関・照ノ富士はともに7連勝です。

中入り後の勝敗です。

▽千代の国に十両の旭大星は千代の国が寄り切り。

▽大奄美に一山本は一山本が寄り切り。

▽剣翔に宇良は宇良が寄り切りで勝ちました。

▽徳勝龍に輝は輝が寄り切り。

▽魁聖に石浦は石浦が送り出し。

▽千代丸に照強は千代丸が押し出し。

▽玉鷲に千代ノ皇は玉鷲が押し出し。

▽栃ノ心に志摩ノ海は志摩ノ海が上手出し投げ。

▽英乃海に琴ノ若は琴ノ若が上手ひねりでただひとり1敗を守りました。

▽碧山に霧馬山は霧馬山が上手投げ。

▽阿武咲に千代翔馬は千代翔馬が上手投げ。

▽宝富士に豊昇龍は豊昇龍が外掛け。

▽隠岐の海に妙義龍は隠岐の海が寄り切り。

▽北勝富士に千代大龍は北勝富士が押し出し。

▽新小結どうしの対戦、若隆景に明生は若隆景が寄り倒し。

▽大栄翔に関脇・御嶽海は御嶽海がはたき込みで勝ちました。

▽関脇・高安に隆の勝は隆の勝が押し出し。

▽綱とりの大関・照ノ富士に琴恵光は照ノ富士が寄り切って7連勝。

▽大関・正代に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。

▽横綱・白鵬に翔猿は白鵬が上手投げで勝って7連勝です。

取組後の談話

千代の国は31歳の誕生日に白星を挙げ「よく体が動いたと思います。みんなから『おめでとう』と言ってもらえたので、前向きにいけました。31歳をいい1年にできるように毎日、最善を尽くして頑張っていきたい」と話しました。

また9日、子どもが生まれたということで「おかげさまで女の子が生まれました。よりいっそう頑張りたいです。場所後に会えるので楽しみにしています」とうれしそうでした。

玉鷲は5勝目を挙げ「最後まで押し切った。なるべく突き放して、押してよかったと思います。またあしたから自分の元気のいい相撲を見せますので」とご機嫌でした。

琴ノ若はただひとり1敗を守り「しっかりと踏み込むことだけを考えました。内容は覚えていませんが体が動いてよかったです。一日一番、持っているものをぶつけるだけです。自分の力を出し切って、やることをやりきって自分の相撲に集中したい」と落ち着いた様子で話しました。

若隆景は明生との新小結どうしの一番を制し「下からよく攻めることができたと思います。足の動きは悪くはないかなと思います。一日一番、しっかり相撲を取りきることを意識していきたい」と振り返っていました。

関脇・御嶽海は5勝目を挙げ「相手がしっかり見えて体が動いて、土俵を円く使うことができました」と淡々と話していました。

綱とりの照ノ富士は7連勝し「まわしを取れたのでじっくりいこうと思いました。相手を正面において前に出ようとしていただけで、特にいろいろと深い考えはなかったです。まだまだこれから、残り頑張りたいです」といつもどおり淡々と話していました。

同じく7連勝とした横綱・白鵬は報道陣の取材に応じませんでした。

翔猿 初顔合わせの白鵬に “奇襲” 仕掛けるも…

前頭3枚目の翔猿は横綱・白鵬との初顔合わせの一番で奇襲とも言える相撲で挑みました。

しかし横綱は全く動じず、冷静な相撲を取られて黒星を喫しました。

史上最多となる44回の優勝を成し遂げている白鵬との初めての対戦に、翔猿は「前日から考えていた」というユニークな取り口を見せました。

まず立ち合い、仕切り線から大きく離れ俵に近づくまで下がって構えました。

さらに翔猿は立ち合いで踏み込まず、互いに見合うような形になり、やり直しとなりました。

2回目の立ち合い。

翔猿は再び同じように仕切り線から下がりました。

「どきどきした」という翔猿の心臓の鼓動が早くなる中、今度は立ち合い成立。

お互いに少し張り合ったあとは、「自分から離れた」と翔猿が横綱と距離を取ってなかなか近づこうとせず、レスリングのような間合いを取ったのです。

さらに前に出るフェイントをしたり頭を突け合ったりして、横綱を惑わせようという動きが何度も見られました。

それでも横綱は全く動じませんでした。

そして、最後はまわしを取られて上手投げに屈しました。

この一番は1分を超え、珍しい相撲に館内からは何度も拍手が送られ取組後もしばらくざわめいていました。

翔猿は「慎重にいったが横綱は速かった。きのうからずっと考えていたが思い切り取ることはできた。すごいどきどきして楽しかった」と振り返っていました。