新型コロナ 五輪イギリス選手団担当の日本人スタッフが感染

横浜市は、東京オリンピックの事前キャンプで市内を訪れているイギリス代表の選手団を担当する日本人の女性スタッフ1人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。

横浜市によりますと、感染が確認されたのはイギリス代表の選手団の受け入れスタッフをしている横浜市の40代の女性です。

女性は今月8日、業務を始める前に受けた検査で陽性の反応が出て、その後医療機関の検査で感染が確認されました。

女性は陽性反応が出るまでのおよそ8時間、選手団のメンバーがバスに乗る際の誘導などの業務を行いましたが、この間十分な距離を取っていたということで、市の保健所によりますと、選手団のメンバーやほかの日本人スタッフなどに濃厚接触者はいないということです。

選手団の練習などにも影響はないということです。

横浜市によりますと、イギリスの選手団の受け入れは今月8日から始まり、合わせておよそ600人が事前キャンプのために訪れる予定だということで、その間、選手や受け入れスタッフは定期的に検査を受けることになっています。