新型コロナ 重症者用の病床使用率 沖縄は62%と「ステージ4」

新型コロナウイルスの重症者用の病床の使用率は今月7日の時点で沖縄県が62%とステージ4の目安となる50%以上となっています。
一方、4回目の緊急事態宣言が出されることが決まった東京都はステージ3で、使用率は前の週より増加しています。

政府の分科会は病床の使用率についてステージ3が20%以上、ステージ4が50%以上を目安としています。

厚生労働省によりますと、今月7日の時点で緊急事態宣言が出されている沖縄県では全体の病床の使用率が42%と前の週より20ポイント減少したものの重症者用の病床は62%と、ステージ4の目安を超えています。

一方、4回目の緊急事態宣言が出されることが決まった東京都は全体の病床の使用率が28%と前の週より3ポイント増加し重症者用の病床は39%と前の週より7ポイント増えステージ3の目安を超えています。

このほか、8つの県で病床の使用率がステージ3の目安を超えています。

東京などでは新規の感染者数が増加する傾向となっていて今後の医療提供体制への影響が懸念されます。