熱海 “大量の泥水が3時間後 土石流に” 現場近くの女性が撮影

熱海市の土石流現場の近くに住む56歳の女性は、逢初川近くの道路で大量の泥水が流れる様子を動画で撮影し、その、およそ3時間後にも同じ場所で土石流が押し寄せる様子を撮影していました。

はじめに撮影された動画では、今月3日の午前8時20分ごろに、茶色く濁った大量の泥水が山の方向から激しい勢いで流れ下っていました。

撮影した56歳の女性は「これほど茶色く濁った水が大量に、すごい勢いで流れてくるのを見たのは初めてでした。このときは、まさか、あれほどの被害が出るとは思いもしませんでした」と話していました。

女性は、このあとも自宅にとどまり、およそ3時間後の午前11時20分ごろ、さきほど撮影した同じ坂道に土石流が押し寄せているのに気付き、再び撮影しました。濁流が住宅を巻き込みながら押し寄せ、状況が一変してしまった様子が記録されています。

女性は、この直後、一緒にいた家族とともに避難し無事でしたが、自宅は流されてしまったということです。

この女性は、当時を振り返り「あの激しい土石流の様子を思い出すと、今でも震えが止まりません。今から思えば、坂道をあれほどの泥水が流れ下るというのは、明らかにいつもと違う様子だったので、そういった異変を感じた時点で、すぐに逃げるべきだったと思います」と話していました。