東京都に4回目の緊急事態宣言 暮らしはどうなる(9日18時)

政府は、東京都に4回目となる緊急事態宣言を出すことを決めました。東京オリンピックは、開催期間すべてが宣言の時期に含まれることになり、新たな感染拡大につながらないよう対策に万全を期すことにしています。私たちの暮らしはどうなるのでしょうか。

新型コロナウイルス対策で、政府は、東京都に対し、7月12日から8月22日まで、4回目となる緊急事態宣言を出すとともに、沖縄県に出されている宣言も8月22日まで延長することを決定しました。
また、まん延防止等重点措置について、埼玉、千葉、神奈川と大阪の4府県では、8月22日まで延長する一方、北海道、愛知、京都、兵庫、福岡の5道府県は、11日の期限をもって解除することを決めました。

政府は、飲食店での感染対策を強化するため、酒の提供停止を要請するとともに営業時間の短縮要請に応じた事業者への協力金を先渡しできる仕組みを導入し、支給を迅速化するなど、実効性を高めたいとしています。

東京都 酒提供の飲食店に休業要請

東京都は、8日夜、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、7月12日から8月22日までの4回目となる緊急事態宣言のもとで実施する措置を決定しました。
それによりますと、酒やカラオケ設備を提供する飲食店などに対しては休業を要請します。提供しない場合は午後8時までの時短営業を要請します。

都は、6月21日から、▼利用を1グループ2人まで、▼滞在時間を90分までなどの制限を設けて酒の提供を認めていましたが、3週間で、再び提供の停止を求めることになります。

一方、床面積の合計が1000平方メートルを超える大規模施設に対しては休業要請は行わず、引き続き時短営業を要請します。

時間は、▼デパートやゲームセンターなど、客が自由に出入りできる施設は午後8時まで、▼劇場や展示場などの施設がイベントを開催する場合や、映画館は午後9時までです。

このほか、イベントについては、▼開催時間を午後9時までとしたうえで、▼人数の上限は5000人で、定員の50%以内とするよう要請します。

さらに、都民に対しては、▼日中も含めた不要不急の外出と移動を自粛し、▼特に帰省や旅行などの都道府県をまたぐ移動は極力、控えるよう求めます。

デパート各社(9日18時時点)

東京都に緊急事態宣言が出されることを受けたデパート各社の対応です。

▼三越伊勢丹、▼松屋、▼東急百貨店は、都内の店舗については現在、午後8時までとしている営業時間については変更せず、宣言が出される週明け12日・月曜日からレストランなどでの酒の提供は中止するということです。

▼高島屋、▼そごう・西武、▼京王百貨店、▼東武百貨店、▼小田急百貨店は具体的な対応は検討中としていますが、酒の提供の中止を含めて東京都の要請に沿って対応する方針だとしています。

外食チェーン(9日18時時点)

東京都に緊急事態宣言が出されたあとの外食チェーン各社の対応をまとめました。対応は、いずれも都内の店舗についてです。

ファミレス

まず、ファミリーレストランです。

最大手の「すかいらーくホールディングス」は、展開している「ガスト」や「バーミヤン」の営業時間を午後8時までとし、アルコールの提供は終日、休止します。

「デニーズ」も同様で、午後8時に閉店し、アルコールの提供を終日、とりやめます。

▽「サイゼリヤ」のほか、▽「ロイヤルホスト」や「てんや」を展開する「ロイヤルホールディングス」は、政府や東京都の要請に沿って対応する方向で検討しているということです。

牛丼チェーン

続いて、牛丼チェーンです。

▽「すき家」、▽「吉野家」、それに▽「松屋」は、店内での飲食は午前5時から午後8時まで、それ以外の時間帯は持ち帰りでの営業を行うとしています。アルコールの提供はいずれも終日、休止します。

大手居酒屋チェーン各社(9日18時時点)

東京都に緊急事態宣言が出されることを受けた大手居酒屋チェーン各社の対応です。

▼外食チェーンのコロワイドは、国や東京都の要請に従うとしていて、都内の焼き肉店やレストランでは営業時間を短縮するとしています。

また、「甘太郎」など都内にある居酒屋の店舗は、休業を検討中だとしていて、詳細について調整を進めています。

▼ワタミも要請に従い、都内にある「ミライザカ」や「三代目鳥メロ」など、70店舗の居酒屋を休業します。

このほか、▼「庄や」などを展開する大庄グループや、▼「串カツ田中」は対応を検討中だとしています。