熱海の土石流受け 全国の盛り土 抽出・点検へ 赤羽国交相

今月3日に静岡県熱海市で起きた土石流を受けて、赤羽国土交通大臣は9日の記者会見で、全国にある「盛り土」を抽出したうえで、災害時などに危険を及ぼす場所がないか、関係省庁などと連携して点検を進めていくことを明らかにしました。

今月3日に発生した静岡県熱海市の土石流では、斜面が崩れた場所に盛り土が造成されており、今回、この盛り土の大部分が崩れたとみられています。

赤羽国土交通大臣は閣議のあとの会見で「今回のような危険なエリアも含めて盛り土が現在、どこにどのくらいあるのか把握する」と述べ、国土地理院が上空から標高を測量するなどしたデータを使って宅地の造成や建設残土の置き場など、全国に盛り土がされている可能性のある場所をおよそ1か月かけて抽出していくことを明らかにしました。

そのうえで、大雨などの災害時に崩れて住宅などに被害を及ぼす危険性がないかどうか農林水産省や環境省などとともに現地の状況について点検を進める方針も示しました。

また、管理方法の規制などがされていない場所に盛り土がされているケースもあることから、赤羽国土交通大臣は、こうした盛り土についてもどう対応するのか検討する必要があるという見解を示しました。