東京都に4回目宣言 “政府は統治能力が欠如” 立民 枝野代表

東京都への4回目となる緊急事態宣言の発出をめぐり、立憲民主党の枝野代表は、記者団に、政府は同じ失敗を繰り返し、統治能力が欠如していると言わざるをえないと批判しました。

この中で、枝野氏は、東京都への4回目となる緊急事態宣言の発出をめぐり「われわれが時期尚早と強く反対する中で、先月20日に3回目の宣言を解除してからわずか3週間での再宣言だ」と指摘しました。

そのうえで「何の工夫もなく同じ失敗を繰り返すということは、統治能力、政権担当能力が欠如していると言わざるをえない」と批判しました。

また、東京オリンピックについて「菅総理大臣は、先の党首討論で『命を守れないのなら、やらないのは当然だ』と述べた。宣言下で開催すれば、東京の医療がひっ迫する具体的な危険性があり、今からでも遅くはないので、中止か延期をIOCなどに強く求めて交渉するべきだ」と述べました。