核兵器禁止条約採択4年 被爆者の声を世界に 東京のNGOが訴え

核兵器禁止条約が国連で採択されて4年になるのに合わせて東京のNGOがオンラインでイベントを開き、被爆者の声を世界に届ける活動の重要性を訴えました。

このイベントは、条約の成立に貢献したICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンに加わっている東京のNGO「ピースボート」が開きました。

そして、被爆者の証言を世界に発信するために去年10月から行ってきたオンラインでの取り組みに25か国・2000人以上が参加したことを紹介しました。

イベントには被爆者も参加し、世界の人たちの顔を見ながら原爆の被害の悲惨さや平和の大切さを訴えられたことに手応えを感じたという声が寄せられました。

レバノン出身で、アメリカ在住の大学生はオンラインを通じて、「被爆者の証言を聞き、本当に起きた出来事なのだと実感することができた。軍縮の大切さを伝える自分たちの活動に勇気をもらった」と話していました。

核兵器禁止条約については、これまでに54の国と地域が批准し、すでに発効している一方、核保有国や核の傘のもとにある日本などは参加していません。

ICANの川崎哲国際運営委員は、「核の傘のもとにある国にも条約についてしっかり考えようと動きが出ている。これからも被爆者の声を世界に届ける活動を続けていきたい」と話していました。