中国 習主席 各国政党会議で欧米をけん制 発言力強化ねらいか

中国の習近平国家主席は、世界各国の政党の代表らが参加するオンライン会議で演説し、「民主は、少数の国の専売特許ではない」と述べ、新疆ウイグル自治区や香港などの問題をめぐって中国に圧力を強める欧米各国をけん制しました。

この会議は今月創立100年を迎えた中国共産党が6日、オンライン形式で開催し、中国国営の新華社通信によりますと、160余りの国から政党などの代表らが参加したということで、この中で習近平国家主席は、中国が共産党のもとで発展してきたことを強調しました。

そして、「民主は、各国の国民が持つ権利で、少数の国の専売特許ではない。1つの国が民主であるかどうかはその国の国民が判断することで一部の人が判断するものではない」と述べ、新疆ウイグル自治区や香港などの問題をめぐって中国に圧力を強める欧米各国をけん制しました。

また、習主席は欧米各国が主導する国際的な政治システムを念頭に、「小さなグループによる政治で世界覇権を求めるべきではない」と批判しました。

そのうえで、「中国は永遠に途上国の一員であり、途上国の国際的な発言権を高めるために揺るぎない努力をする」と強調しました。

中国としては、欧米各国をけん制するとともに途上国への影響力を強め、国際的な発言力を強化したいねらいがあるとみられます。