ネット投票目指すつくば市 高校生がスマホで生徒会選挙の投票

選挙でのインターネット投票の実現を目指している茨城県つくば市で、高校生がスマートフォンを利用した投票を体験しました。

茨城県つくば市は、3年後に市長選挙や市議会議員選挙でのインターネット投票の実現を目指していて、7日は、市内の県立並木中等教育学校で、生徒およそ160人が生徒会選挙を通じて、実際にインターネット投票を体験する取り組みが行われました。

生徒たちは、立会演説会を聞いたあと校舎内の別の場所に移動し、事前にスマートフォンにインストールしたアプリを使って投票していました。

今回は、生徒一人一人の個人認証を行ったうえで投票が行われ、投票先が特定されないよう暗号化して集計されたということです。

参加した女子生徒は「登録の作業は難しかったが、自分の住んでいる場所は投票所に行くために自家用車が必要なので、投票所に足を運ばなくてよくなるのはメリットだと思う」と話していました。

つくば市は今後、使い勝手や選挙への認識が変わったかなどをアンケート調査し、実用化に向けて参考にしていきたいとしています。

つくば市政策イノベーション部の森祐介部長は「インターネット投票の背景にある技術を学んでもらったうえで体験してもらえたので、いい取り組みになった。今後も生徒の声などを反映させながらシステム開発を進めていきたい」と話していました。