“東京五輪・パラ 開催中止を” 障害のある女性らが声明

新型コロナウイルスの感染拡大が再び懸念される中でオリンピックの開幕が迫る現状に、障害のある女性たちが開催は命に関わるとして、東京大会の中止を求める声明を出しました。

東京オリンピック・パラリンピックの中止を求める声明を出したのは、障害のある女性やその支援者で、7日オンラインで会見を開きました。

会見では、呼びかけを行った女性たち4人が障害や難病により24時間介助が必要で人との接触が避けられない人がいる一方、感染すれば重症化や命が脅かされるおそれがあると現状を伝えたうえで、大会開催に伴い人出が増えることへの懸念を示しました。

声明では「猪突猛進のごとく開催に突き進むのではなく、私たちの声に誠実に耳を傾けてください。開催中止という賢明な決断と実行を心から望んでいます」と記していて、政府やJOC=日本オリンピック委員会などに送ったということです。

賛同者は、7日時点で1019人に上るということで、進行性の難病で自身も介助が必要な中尾悦子さんは「開催の流れが本格化する中、遅いかもしれないが諦めずに伝えていくことで私たちの思いを知ってもらい、声を広げていくことが大事だと考えている」などと説明しました。