小池都知事と尾身会長が会談 11日期限 重点措置後の対応協議か

東京都に適用されているまん延防止等重点措置が7月11日で期限となるのを前に、小池知事は7日夕方、政府の分科会の尾身会長と会談しました。
都内では感染が再拡大していて、会談では、重点措置の期限のあとの対応などについて意見を交わしているものとみられます。

東京都に適用されているまん延防止等重点措置は7月11日が期限となります。

政府は専門家の意見を聴いたうえで8日にも今後の対応を決定することにしています。

こうした中、小池知事は7日午後5時すぎから、都庁で、政府の分科会の尾身会長と会談しました。

都内では、7日、新たに感染が確認された人が、ことし5月13日以来900人を超えるなど、感染が再拡大しています。

会談では、現状の分析のほか、まん延防止等重点措置の期限のあとの7月12日以降の対応について意見を交わしているものとみられます。

尾身会長「今の東京の状況について意見交換」

7日夕方、東京都の小池知事と会談した政府の分科会の尾身会長は記者団に対し「今の東京の状況について、いろいろ意見交換した」と述べました。

また、記者団が「東京都に緊急事態宣言を発令する方向で政府が検討しているようだが」と質問したのに対し、尾身会長は「あす、会議がたぶんあるので、そこで」と述べました。