東京都 五輪の開幕直前で児童・生徒の観戦希望を調査

オリンピックの開幕がおよそ2週間後に迫るなか、東京都教育委員会は、競技会場で観戦を希望する児童・生徒の数について調査を始めました。都内の自治体のなかにはすでに中止する動きも出ていますが、都の教育委員会は「まだ正確には把握できていない」と説明しています。

都の教育委員会は、オリンピック・パラリンピックの競技会場での児童・生徒の観戦について、間隔を確保するため座席数を当初の計画からおよそ半分に変更し5日、学校ごとの参加人数の割り当てを示しました。

これに伴って、区市町村の教育委員会に対し、観戦を希望する学校や人数のほか、中止する学校があるかを把握する調査を始めました。

ただ、都内の自治体のなかにはすでに子どもたちの観戦を中止する動きも出ています。

オリンピックの開幕がおよそ2週間後に迫るなか、都の教育委員会は「中止の動きは報道などでは知っているがまだ正確には把握できていない」と説明しています。

一方で、都内では新規陽性者数が増加していて、都の教育委員会は今後の状況によっては観戦の全面中止もあり得るとしています。