五輪 ハンド女子日本代表 チームスタッフ1人が新型コロナ感染

日本ハンドボール協会は、東京オリンピックに向け都内で合宿中のハンドボール女子日本代表のチームスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

ハンドボール協会によりますと、女子代表チームは先月29日から東京 北区にあるナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行っていて、すべての参加者が毎日、PCR検査を受けています。

感染が確認されたチームスタッフの男性は4回目の検査までは陰性でしたが、4日に受けた5回目の検査で陽性が確認されたということです。

この男性スタッフは特段の症状がなく、6日からさらに10日間、ホテルで待機することになっています。

ほかの参加者は翌日の検査も含めて全員が陰性だったということです。

地元の保健所は濃厚接触者はいないと判定し、センターを利用するほかの競技の選手などを含めて体調不良者は出ていないということで、ハンドボール協会は体育館の消毒などを行ったうえで7日から合宿を再開するとしています。

合宿会場 ハンドボールの専用練習場 使用中止

合宿の会場となっていた東京 北区の「ナショナルトレーニングセンター」では5日からハンドボールの専用練習場の使用を中止し、消毒作業を行いました。

センターを管理する日本スポーツ振興センターによりますと、継続的に施設を使う選手やスタッフには原則として毎日、検査を受けてもらうなど対応を強化していて、今のところセンター内のほかの施設の利用者から体調不良の訴えなどはないということです。

ハンドボールの女子日本代表チームは7日から合宿を再開するとしていますが専用練習場の利用は今後、保健所の指導のもと安全が確認されしだい再開するとしています。