大勢のロシア大使館職員 北朝鮮からまた出国

北朝鮮が新型コロナウイルスへの感染対策として国外との人の往来を厳しく制限する中、ピョンヤンにあるロシア大使館は、あらたに大勢のロシア人職員が帰国したことを明らかにしました。

北朝鮮の首都、ピョンヤンにあるロシア大使館は、外交官や医師など大勢のロシア人職員が7月2日に鉄道で帰国したとフェイスブックに投稿しました。

北朝鮮が国外との人の往来を厳しく制限しているため、大使館職員の交代が行われず、すでに契約が終了している職員が帰国せざるをえなくなったとしています。

フェイスブックでは、マツェゴラ大使が駅のホームで大使館の職員とその家族を見送る写真も公開されています。

ロシア政府系の「ロシア新聞」は消息筋の話として、ロシア人84人とインド人4人の合わせて88人が北朝鮮を出国したと伝えています。

ピョンヤンに大使館を置く一部の国は、駐在する外交官を出国させて大使館を閉鎖しましたが、ロシア大使館は業務を継続するとしています。

ロシア外務省は、ことし2月、北朝鮮に駐在していた外交官が、帰国するためにトロッコを押して国境を越える様子を撮影した映像を公開したほか、深刻な物不足に陥っていることなど、現地の外交官らが置かれている厳しい状況について伝えていました。