絶滅危惧種のサメ「シロワニ」赤ちゃん誕生 日本初の繁殖成功

茨城県大洗町にある「アクアワールド 茨城県大洗水族館」で先月、絶滅危惧種のサメの一種「シロワニ」の繁殖に日本で初めて成功し、子どもが産まれました。

飼育するサメの種類が日本で最も多いアクアワールドでは先月17日、飼育されているサメの一種シロワニのメスが子どもを産みました。

子どもは産まれた時点で体長90センチ余り、重さはおよそ4キロあったということです。

シロワニは日本近海などに生息し、成長すると全長3メートルほどになる大型のサメで、環境省の海洋生物レッドリストで、近い将来野生での絶滅の危険性が高いとされています。

アクアワールドによりますと、シロワニは受精自体が難しいことなどから国内で繁殖に成功した事例はなく、世界でも5例目の快挙だということです。

シロワニの子どもはバックヤードの水槽で順調に育っていて、今後、状態を見て一般公開の時期を決めるということです。

アクアワールド 茨城県大洗水族館は「非常に貴重な事例で、赤ちゃんのかわいさを皆さんにぜひ見ていただきたい」としています。