大分県の2市町 全避難所に女性職員配置へ 女性のニーズに対応

女性のニーズにも対応した避難所運営につなげようと、大分県の2つの市と町が、今年度からすべての指定避難所にあらかじめ女性職員を配置する取り組みを始めたことが分かりました。

去年7月の記録的な豪雨で大分県内の各地で避難所が開設されましたが、中には運営にあたる職員が男性だけだったことで、女性の避難者からプライバシーの確保などを相談しづらかったという声もあがっていました。

こうした中、宇佐市と玖珠町は、今年度からすべての指定避難所にあらかじめ1人以上の女性職員を配置する取り組みを始めたことが分かりました。

昨年度の女性職員の配置状況は、宇佐市では25か所中1か所、玖珠町では12か所中7か所にとどまっていたということです。
このうち玖珠町は去年、女性職員がいた避難所で、単身の避難者向けの部屋を男女ごとに離れた場所に設けたほか、白い布で四方を囲み、着替えや授乳ができる女性用の更衣スペースを作った経験があり、こうした避難所運営を広げたい考えです。
玖珠町基地・防災対策課の幸野弘靖主査は「豪雨災害など規模が大きくなるほど避難者のニーズも多様化するので、住民目線で女性が安心して過ごせる避難所にしていきたい」と話しています。