
五輪野球のルール発表 タイブレーク制やリプレー検証など採用
東京オリンピックの野球のルールが発表され、延長10回からは「タイブレーク制」が採用されたほか、監督がリプレー映像による判定の検証を要求できる制度も導入されました。
これはWBSC=世界野球ソフトボール連盟が発表しました。
東京オリンピックでは引き分けがなく、延長10回以降は「タイブレーク制」が採用され、ノーアウト一塁二塁から攻撃が始まることになります。
そして判定に異議がある場合、監督がリプレー映像による検証を要求できます。
さらに、試合時間短縮のためのルールが採用され、ランナーがいない場合のピッチャーの投球間隔は20秒以内、監督や投手コーチがタイムを取ってマウンドに行く場合は30秒以内、ピッチャーの交代とイニング間の攻守交代は90秒以内に制限されます。
このため、選手やベンチから見える場所に時計が設置されます。
試合は5回以降に15点差、7回以降に10点差がついた時点で「コールドゲーム」となりますが、決勝と3位決定戦では適用されません。
使用されるボールはプロ野球では「ミズノ」のボールが使われていますが、東京オリンピックでは大阪市に本社を置く「エスエスケイ」のボールが使用されます。
また、指名打者制が採用されることになりました。