日本軽金属HD グループ会社のJIS認証取消などで社長が謝罪

アルミ大手の日本軽金属ホールディングスは、グループ会社の製品の品質検査をめぐり規定と異なる方法で行ってJIS=日本産業規格の認証を取り消されたり、一時停止されたりしたことについて社長が会見し、謝罪しました。

会社側によりますと、新潟市にあるグループ会社の「日軽新潟」が、一部のアルミ製品について、本来つけられない製品の帳票にJISマークをつけたり、規定と異なる方法で試験をしたものに、JISマークをつけて出荷したりしていました。

これらの不適切行為は2007年以降、行われていたということで、事態が重大だとして日軽新潟は今月2日にJISの認証を取り消されました。

対象の製品は主に住宅の建築資材などとして出荷されているもので、会社側は現時点では製品の安全性に問題はないとしていますが詳しい調査をしています。

日本軽金属ホールディングスでは、ことし5月に傘下の中核会社の愛知県の工場で25年にわたり規定と異なる方法で検査を行い、JISの認証を取り消されたほか、別会社の岡山県の工場でもJIS認証を一時停止されるなど検査をめぐる不祥事が相次いでいます。

岡本一郎社長はオンラインで行った会見で「お客様や関係先に多大なご迷惑とご心配をおかけし深くおわび申し上げます」と謝罪したうえで、社内の特別調査委員会で全容の解明と原因究明を行い再発防止策をとるとしています。