警視庁はオリンピック・パラリンピックに向けて、地上だけではなく空からの警戒も強化することにしていて、6日からはカメラを付けたバルーンをおよそ100メートル上空に上げて周辺の警戒に当たります。
5日は、運用開始を前に警備担当者がバルーンやカメラの動作を確認しました。
バルーンは直径6メートルほどの大きさで、取り付けられている高性能カメラで地上の不審な人の動きなどをいち早く察知することができます。
撮影された映像は警視庁本部に送られ、オリンピック関連の行事の混雑状況の把握などにも活用されるということです。
東京オリンピック・パラリンピックは、都内を中心に43の競技会場で行われ、全国からの応援部隊や民間の警備員を含めて、過去最大規模の態勢で警備や警戒にあたることになっています。
五輪前に臨海部上空100mにカメラ付きバルーン上げ警戒 警視庁
東京オリンピックの開幕が近づき、競技会場が集中する臨海部では、警視庁がカメラの付いたバルーンを上げて、上空からも不審者などの警戒に当たることにしています。
