福島 楢葉町の木戸川 原発事故後初 アユ釣り解禁

東京電力福島第一原発の事故の影響で釣りや漁が自粛されていた福島県楢葉町を流れる木戸川で、4日、事故のあと初めてアユ釣りが解禁され、多くの釣り人でにぎわいました。

楢葉町を流れる木戸川は、天然のアユがとれる川として知られ、10年前の原発事故までは毎年、多くの釣り人などでにぎわっていました。

木戸川のアユからは6年前に楢葉町の避難指示が解除されたあとも国の基準を上回る放射性物質が検出されたことなどから、地元の漁協は釣りや漁を自粛して放射性物質の検査を続けてきました。

そして今月、安全性が確認できたとして4日からアユ釣りを解禁しました。

原発事故による避難指示が出された地域の川で釣りや漁が解禁されるのは今回が初めてです。
4日は、小雨が降る中、早朝から待ち望んでいた釣り人たちが川のほとりに立ち、なかには50匹以上釣り上げる人もいました。

富岡町から茨城県に避難している40代の男性は「久しぶりに木戸川で釣りができて楽しいです。川にいっぱい人が集まっているところを見ると少しずつ復興していることを実感します」と話していました。