2年ぶりの大相撲名古屋場所 理事長「綿密な感染防止策講じた」

大相撲名古屋場所が2年ぶりに開催され、日本相撲協会の八角理事長は恒例の協会あいさつで「協会員一同、喜びに堪えません」と述べました。

大相撲名古屋場所は4日、名古屋市の愛知県体育館で初日を迎えました。

去年は新型コロナウイルスの影響で会場を東京の国技館に変更して7月場所として開催しました。

名古屋市での本場所の開催は2年ぶりで、感染対策として収容人数の50%以内となる3800人を上限に観客を入れて行われます。

土俵上では初日恒例の協会あいさつが行われ、日本相撲協会の八角理事長は「2年ぶりに名古屋での本場所の開催は、協会員一同、喜びに堪えません」としたうえで「場所前には全協会員の検査を実施、より一層安心、安全な観戦を目指して、感染症専門家のご指導のもと、綿密な感染防止策を講じてきました」と述べました。

15日間の土俵については「厳しい感染対策の中、力士たちは稽古に精進してきました。今場所も白熱した相撲で、皆様のご期待に応えます」とあいさつしました。