天皇皇后両陛下 「国民文化祭」などにオンライン出席 宮崎

新型コロナウイルスの影響で1年延期されていた「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」の開会式が宮崎市で開かれ、天皇皇后両陛下もオンラインを活用して出席されました。

「国民文化祭」は、音楽や芸術などに取り組む人たちによる国内最大級の文化の祭典で、4年前から「全国障害者芸術・文化祭」と合わせて開催されています。

天皇陛下は、昭和61年の第1回から出席を続け、即位後も引き続き担われている公務です。

新型コロナウイルスの影響で1年延期されて宮崎市で開催され、両陛下は、3日午後、お住まいの東京 港区の赤坂御所からオンラインで出席されました。

この中で天皇陛下は、現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による困難に直面しているとしたうえで、「文化芸術の持つ力により、人々の心に安らぎを与え、困難な状況を乗り越えていくためのエネルギーを生み出す場として、大きな役割を果たすことを期待しております」とおことばを述べられました。

続いて、地元の子どもたちも参加した舞台が始まると、両陛下は拍手を送られ、五穀豊じょうや豊漁に感謝し1年の生活の安定を祈る伝統の神楽や、日向市出身の歌人、若山牧水などを紹介する演劇をご覧になりました。
両陛下は、このあと、舞台の出演者らと交流され、天皇陛下は、自作の曲を披露した発達障害があるピアニスト、野田あすかさんに「すばらしい演奏をありがとうございました」と声をかけ、ねぎらわれていました。そして、皇后さまが、「これからもいい曲をたくさん作って演奏をまたしてくださいね」と言葉を送られていました