熱海 土石流 動画分析からみる被害範囲は

静岡県熱海市で起きた土石流による災害について、ツイッターに投稿された複数の映像や画像の撮影場所を分析したところ、熱海市伊豆山地区の東西およそ600メートルの範囲で、ハザードマップ上の「土石流危険渓流」のエリアとほぼ重なる場所で撮影されていました。

「土石流危険渓流」に重なるよう発生

今回の土石流による災害で、ツイッターなどに投稿された8件の動画と画像を、映っていた建物などから方角や場所を分析しました。

土石流が発生したのは、相模湾に面した背後に山地がある険しい地形の地区で、住宅が数十軒密集し、ホテルや旅館なども点在しています。

JR熱海駅から北北東におよそ1キロの場所にあり、この地区の海側にはJR東海道本線と東海道新幹線の線路もあります。

土石流は「熱海ビーチライン」付近まで達したとみられ、撮影された場所は、標高が最も高いところから低いところまでの距離で、およそ600メートルの範囲となっていました。

撮影された場所を、国土交通省が公開しているハザードマップに重ねてみますと、今回発生した土石流は「土石流危険渓流」に重なるように起きたことがうかがえます。

「土石流危険渓流」は土石流が発生するおそれがあり、住宅等に被害を与えるおそれがある渓流で、都道府県が指定しています。