愛知県 ワクチン大規模接種会場 三河地方の3か所にも開設

愛知県は、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させようと、県東部の三河地方では初めてとなる大規模接種会場を、3日、新たに3か所で開設しました。

愛知県は、新型コロナウイルスのワクチンの大規模接種会場をことし5月から県西部の県営名古屋空港など2か所に設けていて、さらに3日、三河地方の3か所に開設しました。

このうち岡崎市にある愛知医科大学メディカルセンターでは、岡崎市や豊田市、知立市、それにみよし市の市民が対象で、モデルナ製のワクチンを1日最大で1000人に接種できるということです。

接種を受けた岡崎市の61歳の男性は「やっと打てたという感じです。医療機関なので安心して打つことができました」と話していました。
また、会場を視察した愛知県の大村知事は「これから暑くなるので、医療機関で空調設備もあり安心してお願いできる。高齢者以外への接種も加速させたい」と話していました。

愛知県の大規模接種会場は、3日は、このほかに岡崎市の藤田医科大学岡崎医療センターと安城市の安城更生病院に設けられたほか、近く、名古屋市東区と豊橋市にも開設される予定です。