五輪 グアムとミクロネシアの競泳選手団 事前合宿地 福岡入り

東京オリンピックに向けて、福岡県みやま市で事前合宿を行うグアムなどの競泳の選手団が福岡県に入りました。福岡県に海外のオリンピックの選手団が訪れるのは初めてです。

グアムとミクロネシアの競泳の選手団は、今月19日まで、みやま市で事前合宿を行う予定です。

2日は、午前11時半ごろに選手やコーチなど6人を乗せた飛行機が福岡空港に到着しました。選手などは、それぞれ日本に到着した際、空港で新型コロナウイルスの抗原検査を受け、全員、陰性が確認されています。福岡空港では、荷物を受け取ったあと到着ロビーに姿を見せ、報道陣に向かって手を振っていました。

一方、ロビーでは、到着の様子を見るために集まった多くの人に、担当者が選手との距離を確保するよう呼びかける場面もありました。選手団はロビーを出たあと、宿泊先の柳川市内のホテルへ向かうバスに乗り込みました。

みやま市では、政府からの要請を受け、事前合宿の期間中に選手などに感染者が出た場合は、合宿に参加している全員の練習を停止することを決めています。

県によりますと、海外の選手団が福岡県に訪れたのは初めてで、今後、オリンピックの事前合宿では、21か国の選手団が県内を訪れる予定だということです。