米民間企業ヴァージン 創業者ら民間人乗せた宇宙飛行実施へ

商業ベースの宇宙飛行を目指すアメリカの民間企業「ヴァージン・ギャラクティック」は、今月11日以降、創業者のリチャード・ブランソン氏らを乗せた宇宙飛行を実施することを明らかにしました。

発表によりますと、アメリカの宇宙開発企業ヴァージン・ギャラクティックは今月11日以降、パイロット以外に民間人を乗せた試験飛行で、宇宙空間を目指すということです。

試験飛行にはパイロット2人のほか、客席に4人が搭乗し、このうち1人は創業者のリチャード・ブランソン氏だとしています。
この会社の宇宙船は、特殊な形をした飛行機で上空まで運ばれ、切り離されたあとさらに上昇し、宇宙を目指す方式です。

飛行機から切り離されてからの飛行時間は30分程度で、数分間にわたって無重力状態を体験できるとされています。

宇宙船はこれまでに3回、アメリカ空軍が定義した「宇宙空間」の高度80キロ以上に到達しています。

会社は商業宇宙飛行の実現を前に、すでに搭乗券を売り出していて、これまでにおよそ600人が購入しているほか、ニューメキシコ州の砂漠に、専用の滑走路を備えたいわゆる「宇宙港」も建設しています。

今月20日にはIT大手アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏が設立した「ブルーオリジン」も、ベゾス氏らを乗せた初めての宇宙飛行を計画していて、宇宙旅行をめぐる競争が過熱しています。