病院で子どもたちに寄り添う「ファシリティドッグ」が活動へ

小児がんや難病などの子どもが多く治療を受ける国立成育医療研究センターで、子どもたちに寄り添い、ストレスや不安を和らげる「ファシリティドッグ」と呼ばれる犬が活動することとなり、1日、記念の式典が行われました。

「ファシリティドッグ」は病院で患者と遊んだり、手術室まで付き添ったりして、ストレスや不安を和らげる活動にあたる犬です。

小児科の高度医療を行う東京 世田谷区の国立成育医療研究センターで、2歳のオスのラブラドール・レトリーバー「マサ」が、ファシリティドッグとして活動することとなり1日、開かれた式典で賀藤均病院長から「マサ」に、特別製の職員証が渡されました。
「マサ」は子どもたちと触れ合うための特別なトレーニングを受けていて、指示に従って隠したおもちゃを探したり、前足を子どものひざにのせたりすることができるということで、平日は毎日、病棟や医療的なケアが必要な子どもがいる施設で活動するということです。

ファシリティドッグを派遣するNPO法人によりますと、国内では現在「マサ」を含めて、5頭が病院で活動しているということです。

賀藤病院長は「日本はアメリカなどと比べて、治療を受ける子どもたちの心のケアが遅れているのが現状で『マサ』の活躍に期待したい」と話していました。