東京の寄席に1億円超える支援金 寄席の危機に思いを寄せて

新型コロナウイルスの影響で収入が大きく落ち込んでいる東京の寄席を支援しようと、落語家などで作る団体がクラウドファンディングで寄付を募ったところ、1か月余りで目標の倍以上となる1億円余りの支援金が集まりました。

落語協会と落語芸術協会は、東京都内で寄席を開いている5か所の演芸場の収入がコロナ禍で大きく落ち込んでいることを受けて、ことし5月にクラウドファンディングを立ち上げ、寄付を呼びかけていました。

支援金は30日の締め切りまでに国内外の延べ7134人から寄せられ、総額は、目標としていた5000万円の倍以上となる1億362万5000円に上ったということです。

これを受けて落語協会の柳亭市馬会長と落語芸術協会の春風亭昇太会長は連名でコメントを出し「これほどまでに多くの皆様が寄席そして落語を大切に思ってくださっていることに、我々芸人はもちろん、寄席関係者の皆さんも心を動かされました。寄席をしっかりと続けていかなくてはと、奮い立たされた次第です。これからも誠心誠意芸に励み、みなさまから頂いたご支援・お気持ちにしっかり応えてまいります」などと記しています。

寄せられた支援金は5か所の演芸場に分配され、運営資金などに充てられるということです。