2日にかけて太平洋側中心に大雨のおそれ 土砂災害などに警戒を

梅雨前線の活動が活発になり東日本や西日本の太平洋側を中心に雨雲が発達し、東京の伊豆諸島では猛烈な雨が降ったとみられます。2日にかけて前線が停滞するため大雨となるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、本州の南岸にのびる梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで東日本と西日本の太平洋側を中心に発達した雨雲がかかっています。

東京の伊豆諸島などで雨が強まり、気象庁のレーダーによる解析では新島村付近で午前8時までの1時間に90ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

また、午前8時までの1時間には、
▽新島空港で78ミリ、
▽利島で58ミリの非常に激しい雨が降りました。

鹿児島県と静岡県、それに伊豆諸島ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害警戒情報が発表されています。

これから2日にかけて九州南部や奄美地方、東海、関東甲信など太平洋側を中心に雨が強まり、局地的には雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
2日朝までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで
▽東海で250ミリ、
▽九州南部と奄美地方、関東甲信で150ミリ、
▽東北で60ミリとなっています。

その後、3日朝までの24時間の雨量は
▽東海で100から200ミリ、
▽九州南部と奄美地方で100から150ミリ、
▽関東甲信で50から100ミリなどと予想されています。

前線の停滞が続くため大雨になるおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、1日は落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。

大雨リスク高い時期に どこに逃げるか確認を

今は梅雨前線の活動が特に活発になり、大雨による災害リスクが高まる「梅雨末期」とも言われる時期になっています。

新型コロナウイルスの感染確認も続き、避難場所への移動をためらう人もいるかと思います。

ハザードマップを確認したうえで避難場所以外でも安全に過ごせる場所があれば危険が迫る前に移動できるよう、備えを進めてください。