EU 域内共通のコロナワクチン接種証明書 本格運用始まる

EU=ヨーロッパ連合では新型コロナウイルスのワクチンを接種したことなどを示す域内共通のデジタル証明書の運用が1日、本格的に始まり、域内の往来が活発化することに期待が寄せられています。

EUでは夏の観光シーズンを前に域内の円滑な移動を目指して先月から多くの加盟国で「デジタルコロナ証明書」が試験的に運用されてきましたが、1日、本格的な運用が開始されます。

この証明書にはいつ、どの種類の新型コロナウイルスワクチンを接種したかや、ワクチンを接種していなくてもPCR検査で陰性だったことなどを示す記録が記載されます。

これらの情報を盛り込んだQRコードをスマートフォンや印刷した紙で空港などで提示することで原則として自主隔離や検査が免除されることになります。

EU各国では飲食店や博物館などの営業も相次いで再開されていることからデジタル証明書の本格運用によって域内の往来が活発化することに期待が寄せられています。

また、EUではこのほか域外の国からの渡航についても先月、制限の基準を大幅に緩和し日本やアメリカからの渡航を再び認めるなどしていて域外からの観光客の取り込みも図りたい考えです。