皇族減少の対応策として2案中心に議論へ 政府の有識者会議

政府の有識者会議は、皇族数の減少への対応策として、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することや皇族の養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子が皇族となることの2つの案を中心に議論していくことになりました。

安定的な皇位継承の確保などの課題を議論する政府の有識者会議は、先月30日夜、8回目となる会合を開き、専門家などへのヒアリングの結果を踏まえ、意見を交わしました。

このあと座長を務める慶應義塾の清家篤 元塾長は、会合での意見を総括し「悠仁親王殿下の世代でも、十分な数の皇族の方に皇室にいていただく必要がある」と述べました。

そのうえで、皇族数の減少への対応策として、内親王、女王が婚姻後も皇族の身分を保持することを可能とすることと、皇族の養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子が皇族となることを可能とすることの2つの案を中心に議論していくことを確認したと明らかにしました。

一方、会合では、女系天皇や女性天皇をめぐって「どの時点で何を議論し、検討していくべきかを整理して考えていく必要がある」といった意見が出されたということです。

有識者会議の次の会合は、8月9日に開かれることになっています。