聖火リレー 神奈川県 トーチキスで聖火つなぎ全日程を終える

神奈川県では30日、公道での聖火リレーに代わるセレモニーの最終日を迎え、横浜市でおよそ100人のランナーが、トーチからトーチへと聖火を移すトーチキスを行いました。

神奈川県の公道での聖火リレーは新型コロナウイルスの影響で中止となり、代わりのセレモニーが28日から3日間の日程で行われました。

最終日の30日は、横浜市の横浜赤レンガパークで午後3時からセレモニーが開かれ、横浜市と川崎市を走る予定だったランナーのうち希望した97人が参加しました。

ランナーたちは、海沿いの広場に1列に並んで思い思いのポーズをとりながら、トーチからトーチへと聖火を移す「トーチキス」を行っていました。
このうち、横浜市出身で俳優の草笛光子さんは「生まれ育った横浜で聖火をつなぐのは涙がでるほどうれしいことでした。ずいぶん前から鍛えて準備もしてきたので、本当は走りたかったですし、走る姿を見てもらいたかったです」と話していました。
同じく横浜市出身でタレントの出川哲朗さんは「生まれ育った横浜市の聖火ランナーに選んでもらい、すごくうれしかったので、感謝の気持ちを込めて火をともしました。亡くなった母にも、この姿を見てもらいたかったです」と話していました。

またプロ野球横浜DeNAベイスターズで去年まで監督を務めたアレックス・ラミレスさんは「世界的なイベントに参加することができ、とても光栄に思っています。オリンピックでは、ぜひ侍ジャパンに金メダルをとってほしい」と話していました。