インド型(デルタ株)96の国と地域に 前週より11増 WHO報告書

WHO=世界保健機関は、インドで確認された変異ウイルスの報告が6月29日の時点で96の国や地域からあったとする報告書をまとめました。

WHOの報告書によりますと、6月29日の時点で、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株の報告があった国や地域は96と、前の週に比べて11増えました。

また、イギリスで確認された変異ウイルスのアルファ株の報告があった国や地域は前の週から2増えて172、南アフリカで確認されたベータ株の報告があった国や地域は前の週から1増えて120、ブラジルで確認されたガンマ株の報告があった国や地域は前の週から1増えて72でした。

WHOは、ウイルスは感染が拡大するほど新たな変異の可能性が高まるとして、引き続き各国に感染対策を徹底するよう呼びかけています。