中国 6月の製造業 景況感指数3か月連続低下 半導体不足が影響

中国の6月の製造業の景況感を示す指数は、世界的な半導体不足の影響を受けて生産が低下したことなどから、3か月連続で前の月を下回りました。

中国国家統計局は毎月、製造業3000社を対象に景況感を調査する製造業PMI=購買担当者景況感指数を発表しています。

30日に発表された6月の製造業PMIは50.9で、5月を0.1ポイント下回りました。

景気判断の節目となる「50」は、16か月連続で上回りましたが、3か月連続で前の月より低下しました。

これは、世界的な半導体の不足の影響が自動車業界に広がっていることや、製造業が集積する地域で水不足などで電力の供給が制限されていることなどで生産が低下したことが主な要因です。

また、新規の輸出向けの受注も減少していて、統計当局は海外からの需要が低下したとしています。

中国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から回復が続いていますが、半導体不足の影響が広がっていることなどで、回復をけん引してきた製造業の景況感の改善は足踏みする形となっています。