視力失った男性の通勤 児童がサポートした物語 絵本に 和歌山

和歌山市に住む目の見えない男性が長年、小学生のサポートを受けながらバスで通勤したエピソードが絵本になることが決まり29日、男性が絵本作家から取材を受けました。

絵本となるのは難病で視力を失った和歌山市の職員、山崎浩敬さんが長年、子どもたちのサポートを受けながらバスで通勤したエピソードをつづった「あたたかな小さい手のリレー」という物語です。
29日は東京の絵本作家、木村美幸さんが山崎さんを訪ね、和歌山市内のホテルで十分な距離をとりながら話を聞きました。

このなかで木村さんが「子どもたちの優しさを絵本にしたいと思った」と伝えると、山崎さんは「仕事に行くのが嫌になった時、子どもたちにサポートをしてもらい毎日が楽しくなった」と子どもたちから支援を受けたときの思いを説明していました。
木村さんによる取材の後、山崎さんは「子どもたちの思いやりがたくさんの人に伝わってほしい」と話していました。

また、木村さんは「コロナで大変な時代だからこそたくさんの人に優しさを持ってもらえるような絵本にしたい」と話していました。

絵本は1年ほどかけて制作され、来年中に出版されるということです。