社会

東京都内の感染 高齢者の割合が減少 若者や中高年世代では拡大

東京都内では、新たな陽性者数や入院患者などに占める高齢者の割合が減少していて、都は高齢者のワクチン接種が進んできたことが影響していると説明しています。
一方で「ワクチンが行き渡っていない若者や中高年世代では感染が広がっている」として、繁華街の見回りの強化など集中的な対策を行うことにしています。
都内では、新規陽性者に占める65歳以上の割合が減っています。

5月5日に11%だったのが、6月27日時点では半分以下の5.4%まで低下しました。

この間、高齢者へのワクチン接種が進み、6月27日時点では1回目の接種を終えた高齢者が56.5%、2回目も終えたのは23.4%になりました。

都は、高齢者の感染が減った背景にはワクチン接種が進んだことがあると説明しています。

また、新たに入院した患者を年代別に見ると、60代以上の割合はことし1月18日までの1週間は65.9%でしたが、6月21日までの1週間は24.7%と大幅に減少しました。

一方、30代以下は4.8%から21.7%に、40代から50代は29.3%から53.6%に、それぞれ増加しています。

また、重症患者では、60代以上の割合がことし1月に79.8%だったのに対して、5月は62.9%まで減っています。

これに対して、30代以下は0.3%から4.5%に、40代から50代は19.9%から32.6%にそれぞれ増えました。

都は「ワクチンが行き渡っていない若者や中高年世代では感染が広がっている」として繁華街での見回りや飲食店への働きかけを強化するほか、テレワークの推進をさらに呼びかけることで人出を減らすなど集中的な対策を行うことにしています。

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