人型ロボット「ペッパー」 販売伸びず生産一時停止 体制縮小も

ソフトバンクグループは、子会社が手がける人型ロボットについて販売が伸びていないことから生産を一時停止し、海外の開発拠点の人員を削減するなど開発体制の縮小も進めていることが分かりました。

ソフトバンクグループでロボット事業を手がける会社によりますと、人型ロボット「ペッパー」について、去年の夏ごろから委託先の台湾企業での生産を一時、停止しているということです。

新型コロナウイルスの影響で店頭での営業を控える商業施設が増える中、欧米などで販売が伸びていないことから、レンタル用の在庫を積み増す必要もなくなっていることが理由だとしています。

また、アメリカ、イギリス、日本で人員削減や配置転換を行っているほか、330人を抱え開発の中心となっているフランスの拠点でも人員削減に向けて調整するなど体制の縮小を進めています。

感情を認識する技術が搭載され、オフィスの受け付けや商業施設で活用されるなど注目されましたが、発売から6年がたち、戦略見直しの時期を迎えています。

一方、販売は続けており、需要が持ち直せば生産の再開も検討することにしています。

会社は「会社の“顔”なので事業は継続しながらも戦略の見直しを行い、ほかのロボットの開発なども進めたい」としています。