岸防衛相「ロシア活動活発化 北の守りも死活的に重要」

岸防衛大臣は北海道の航空自衛隊千歳基地を視察し、ロシアが周辺空域での活動を活発化させており、北の守りも、わが国の平和に直結しているとして、スクランブル=緊急発進などの任務を持続的に実施することが死活的に重要だと、隊員を激励しました。

岸防衛大臣は、北方の防衛力整備の状況を視察するため、2日間の日程で北海道を訪れていて、29日は航空自衛隊千歳基地で、およそ350人の隊員を前に訓示しました。

この中で、岸大臣は「ロシアは、わが国周辺の空域において訓練や情報収集活動を活発化させていて、ロシア機に対する緊急発進の回数は令和2年度全体のおよそ4割を占めている。日本海およびオホーツク海での長距離飛行も見過ごすことはできない」と述べました。

そのうえで「南西の防衛に注目が集まる昨今だが、北の空の守りもわが国の平和に直結している。スクランブルや弾道ミサイル対処など、多様な任務を効果的かつ持続的に実施することが死活的に重要だ」と述べ、隊員を激励しました。