人気ゲームで不当表示 2社に再発防止の措置命令 消費者庁

スマートフォン向けの人気ゲームで、10個のキャラクターやアイテムなどが当たるキャンペーンを行った際、すべてランダムに当たるかのように宣伝していたことは景品表示法に違反するとして、消費者庁は大手ゲーム会社2社に対し、再発防止などを命じる措置命令を行いました。

命令を受けたのは、いずれも東京 新宿区にある大手ゲーム会社「スクウェア・エニックス」と「gumi」です。

消費者庁によりますとこの2社は、「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス幻影戦争」というスマートフォン向け人気ゲームを連携して提供していますが、去年11月、課金すれば10個のレアキャラやアイテムなどを入手できるとするキャンペーンを行った際、「1回ごとに抽せんを行います」などと、10回の抽せんがそれぞれランダムにされるかのように宣伝していたということです。

しかし、実際には事前に決められた特定の組み合わせの中で、選ばれる仕組みになっていたということで、消費者庁はこうした行為が、景品表示法違反の「優良誤認」にあたるとして2社に対し、再発防止などを命じる措置命令を行いました。

このゲームは、これまでに国内で1500万回を超えるダウンロードがされていて、問題となったキャンペーンでは、1回、4000円相当の課金が必要だったということです。

命令を受けたことについて「スクウェア・エニックス」と「gumi」は、それぞれ自社ウェブサイトに「多大なご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます。真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります」などとするコメントを掲載しています。