株価 一時300円以上値下がり 変異ウイルス感染拡大を懸念

29日の東京株式市場、変異ウイルスの感染拡大への懸念から日経平均株価は一時、300円以上値下がりしました。

29日の東京株式市場は、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大への懸念などを背景に、日経平均株価は取り引き開始直後、一時、300円以上値下がりしました。

その後は、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て、日経平均株価、午前の終値は28日の終値より256円82銭安い2万8791円20銭。東証株価指数=トピックスは16.92下がって1948.75。午前の出来高は4億7245万株でした。

市場関係者は「東京でも新型コロナの新規感染者が増加傾向にある中、投資家の間では経済の先行きへの不透明感が根強く、幅広い銘柄に売り注文が出ている」と話しています。