官房長官 東京の感染状況 高い警戒感で注視 対策徹底を強調

東京で、新型コロナウイルスの感染再拡大の兆候が出ていることについて、加藤官房長官は、高い警戒感を持って感染状況を注視するとともに、対策の徹底を図っていく考えを強調しました。

加藤官房長官は、午前の記者会見で、東京の感染状況について「新規感染者数は8日連続で前の週の同じ曜日を上回っており、1週間の移動平均は、前の週と比べて123%となっている」と指摘し、高い警戒感を持って注視するとともに、東京と連携しながら対策の徹底を図っていく考えを示しました。

一方、飲食店での酒類提供の対策強化については「都の判断で今も上乗せをされており、政府は政府として、全体としての対応をどうしていくのかということがある。その中には、例えば緊急事態宣言という話も含まれるが、まずは現状をしっかり注視していく」と述べました。