伊吹文明 元衆院議長 今期かぎりで引退へ

自民党の伊吹文明 元衆議院議長は、京都市で記者会見し、秋までに行われる次の衆議院選挙には立候補せず、今期かぎりで引退する意向を明らかにしました。

この中で、伊吹元衆議院議長は「政治活動をしっかり果たしていくためには、後援会や家庭、事務所などの支えが整っていなければならないが、妻も事務所スタッフも初当選の前から一緒にやっており、体のことを考えると、これ以上、無理させるのは難しい状況だ」と述べました。

そのうえで「私も83歳なので、万が一、任期中に病気になったりして迷惑をかけるわけにはいかない。後任の人にしっかり引き継いでいく必要がある」と述べ、秋までに行われる次の衆議院選挙には立候補せず、今期かぎりで引退する意向を明らかにしました。

伊吹氏は、83歳。

旧大蔵省の出身で、昭和58年の衆議院選挙に旧京都1区から立候補して初当選し、12回連続で当選しました。

橋本内閣で労働大臣として初入閣し、その後、文部科学大臣や財務大臣などを歴任しました。

また、現在の自民党二階派の前身である伊吹派を率い、福田政権では党幹事長として、衆参両院で多数派が異なる、いわゆるねじれ国会への対応に当たりました。

そして平成24年から、およそ2年間、第74代の衆議院議長を務めました。

伊吹氏は議長退任後も、税や社会保障の論客として積極的に発言を続けてきました。