自民 二階幹事長 今年度の補正予算案“衆院選前に骨格示す”

新型コロナウイルスの経済への影響が長期化する中、自民党の二階幹事長は、今年度の補正予算案の編成が必要だという認識を示したうえで、秋までに行われる衆議院選挙の前までに、予算案に盛り込む対策などを明らかにしたいという考えを示しました。

自民党の二階幹事長は、訪問先の神戸市で記者団に対し、今年度の補正予算案を編成する必要性について「他の党が予算を組んでどうすると言っても、実現の可能性は残念ながら少ない。自民党の責任において、しっかりやりたい」と述べました。

そして記者団から「衆議院選挙の前後、どちらの時期に補正予算案を編成するのが望ましいか」と問われたのに対し、「選挙の前に、予算の骨格ぐらいは組んで、国民に問いかけるのが、与党である自民党の責任でもあるし、与党でなければできないことだ」と述べ、秋までに行われる衆議院選挙の前までに、予算案に盛り込む対策などを明らかにしたいという考えを示しました。