“重点措置”移行後 初の土曜日 7都道府県 多くの地点で人出増

緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行して、26日に最初の土曜日を迎えた東京や大阪など7つの都道府県では、多くの地点で人出が1週間前より増加しました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報の7つの都道府県について、26日の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は
▽日中が午前6時から午後6時まで、
▽夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

それによりますと、緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行して26日が最初の土曜日となった東京や大阪など7の都道府県では、多くの地点で人出が1週間前より増加しました。

各地点の増加率は
▽札幌駅付近で日中が167%、夜間が219%
▽大阪梅田駅付近で日中が61%、夜間が79%
▽京都駅付近で日中が39%、夜間が35%
▽神戸市の三ノ宮駅付近で日中が39%、夜間が85%
▽名古屋駅付近で日中が37%、夜間が45%
▽博多駅付近で日中が32%、夜間が53%
▽小倉駅付近で日中が12%、夜間が17%となっています。

東京都内の各地点は
▽渋谷スクランブル交差点付近で日中が51%増加した一方、夜間は13%減少
▽六本木付近は日中が13%減少した一方、夜間は8%増加
▽新宿歌舞伎町付近は日中が14%減少した一方、夜間は5%増加
▽銀座付近は日中が1%増加した一方、夜間が22%減少しました。
▽東京駅付近は日中が5%減少し、夜間も14%減少しました。