東京都 新型コロナ 534人感染確認 4日連続前週より100人以上増

東京都内では26日、新たに534人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、4日連続で前の週の同じ曜日から100人以上、増加しました。また、都は、感染が確認された男女4人が死亡したことを明らかにしました。都の担当者は「人流が増えていることをふまえると増加傾向が続くことを懸念している。都民には不要不急の外出を控えてほしい」と話しています。

東京都は、26日、都内で新たに10歳未満から90代の男女合わせて534人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の土曜日より146人増え、4日連続で前の週の同じ曜日から100人以上、増加しました。

また、前の週の同じ曜日を上回るのは26日で7日連続です。

さらに、26日までの7日間平均は476.0人で、前の週の126.0%となりました。

都の担当者は「今週に入って前の週より100人前後の増加が続いている。人流が増えていることをふまえると感染者の増加傾向が続くことを懸念している。都民には不要不急の外出を控えてほしい」と話しています。

感染経路がわかっている人の内訳は▽「家庭内」が111人で最も多く、次いで▽「施設内」が47人、このほか▽「職場内」が27人、▽「会食」が15人などとなっています。

このうち、25日、13人の感染が確認された小学校では、新たに21人の感染が分かり、これで児童と教員合わせて34人の感染が確認されています。

これで都内で感染が確認されたのは17万2041人になりました。

また、都が参考として発表した25日の検査件数は4937件で、25日までの3日間の平均は7184.3件でした。

26日時点で入院している人は25日より42人増えて1427人で、「現在確保している病床に占める割合」は25.5%です。

一方、都の基準で集計した26日時点の重症の患者は、25日より1人減って37人で、重症者用の病床の9.9%を使用しています。

また、都は、感染が確認された70代から80代までの男女4人が死亡したことを明らかにしました。

このうち、3人は家庭内感染で孫や息子などから感染したとみられるということです。

これで都内で感染して死亡した人は、2222人になりました。