陸上 男子3000m障害 日本新で優勝の三浦ら3人 東京五輪内定

東京オリンピックの代表選考を兼ねた陸上の日本選手権は、大会3日目。
男子3000メートル障害の決勝は、三浦龍司選手がみずからの日本記録を更新する8分15秒99で優勝し東京オリンピックの代表に内定しました。また、2位には山口浩勢選手が8分19秒96、3位には青木涼真選手が8分20秒70と参加標準記録を突破して3位以内に入り、日本陸上競技連盟が定めた条件を満たして代表に内定しました。

三浦「世界と戦える準備をしたい」

三浦龍司選手は島根県出身の19歳。順天堂大学2年生でバネを生かした伸びやかな走りが持ち味です。

京都府の陸上の強豪、洛南高校では3年生の時、30年ぶりに男子3000メートル障害の高校記録を更新しました。

大学進学後も成長を続け去年7月に当時の日本歴代2位となる8分19秒37のタイムをマークし注目を集めました。

そして、先月国立競技場で行われたテスト大会では8分17秒46のタイムで優勝、岩水嘉孝選手が18年前にマークした日本記録を1秒47更新して東京オリンピックの参加標準記録を突破していました。

優勝した三浦選手は「今大会でオリンピック内定を決められてすごくうれしいです。きょうは転倒があったので後半に課題がある。そこを修正しつつ残り1か月で世界と戦える準備をしたい」と話しました。

山口 2位で代表内定

東京オリンピックの代表に内定した山口浩勢選手は愛知県出身の29歳。城西大学では箱根駅伝を経験し地元の愛知県の実業団に進みました。

1500メートルからハーフマラソンまで中長距離を幅広く走ることが出来るランナーで、3000メートル障害では先月、国立競技場で行われたテスト大会で、オリンピックの参加標準記録まで1秒足らずの8分22秒39という日本歴代5位の好タイムをマークし参加標準記録を突破しての代表内定を目指して日本選手権に臨んでいました。

レース後、山口選手は「きょうは優勝するつもりで勝ちにこだわったレースをした。自分がオリンピックに出られるなんて信じられないが、決まったからには気持ちを切り替えて少しでも上を目指してがんばりたい」と話しました。

青木 3位で代表内定

東京オリンピックの代表に内定した青木涼真選手は埼玉県出身の24歳。法政大学では箱根駅伝で山登りの5区で区間賞を獲得するなど活躍しました。

実業団に進み3000メートル障害では去年7月の大会でオリンピックの参加標準記録までおよそ4秒という8分25秒85の好タイムをマークし参加標準記録を突破しての代表内定を目指して日本選手権に臨んでいました。

レース後、青木選手は「タイムを見ていて3位がなかなか出ずドキドキしました。表示が出て、夢がひとつ叶ったという感じだったので、すごく熱いものがこみ上げてきました」と振り返りました。